1月31日(月)
揚げパン、牛乳、ワンタンスープ、みそドレサラダ
【きゅうしょくつうしん】「全国学校給食週間」にちなんで、今日は「揚げパン」の献立です。昭和30~40年代、学校給食の主食は、ほとんどパンでした。おかずも少なかったため、大きなコッペパンを油で揚げて砂糖をまぶした「揚げパン」は、大切なエネルギー源でした。「揚げパン」とみそ汁、「揚げパン」と煮物、という組み合わせは、今はありませんね。その頃は、お箸やフォークもなく、「先割れスプーン」で食べていました。今日は、スプーンとフォークです。上手に食べましょう。
★子供だけでなく大人も大好きな揚げパン。揚げる作業は、簡単ではありません。パンを揚げる油の温度は、高くても低くてもきれいに揚げるこはできません。また、浮き上がるパンを時々返して、表面がきれいに色付くよう注意を払います。こんがりときれいに揚げたパンにきな粉をまぶして仕上げました。
1月28日(金)
ハヤシライス、牛乳、ぱりぱりサラダ、いちご
【きゅうしょくつうしん】「ぱりぱりサラダ」を楽しみにしていた人は、多いようですね。「ぱりぱり」のもとはワンタンの皮です。「ぱりぱり」の食感で、野菜もおいしく食べられると思います。いちごは、福岡県産の「あまおう」です。今日は、いつもより早い給食時間になっています。落ち着いてよくかんで、味わって食べましょう。
1月27日(木)
ムロこまご飯、牛乳、塩肉じゃが、ごまあえ
【きゅうしょくつうしん】今日の「ムロこまご飯」は、八丈島に昔から伝わる郷土料理です。八丈島は、東京の島の1つで、都心から287km離れたところにあり、船では約11時間かかります。昔、八丈島ではたくさん獲れた魚を燻製にして保存していました。「ムロ節」は、ムロアジを燻製にしたもので、鰹節と同じように料理に使われていました。今日は、アジを焼いてほぐしたものを醤油に漬けて、小松菜と一緒にご飯に混ぜました。よくかんで味わって食べましょう。
★今回、ムロ節が入手困難となり、アジを焼いてほぐしたもので代用しました。アジには小骨が多くありますが、きめ細かい丁寧な作業で美味しく仕上がりました。
1月26日(水)
深川ぶっかけめし、牛乳、いかのかりん揚げ、小松菜のあえもの
【きゅうしょくつうしん】「全国学校給食週間」にちなんで、今日は東京の郷土料理の1つ「深川めし」の献立です。「深川」は、江東区の地名です。深川地域は、昔は漁師町でした。「あさり」がたくさん獲れていたことから、「あさり」のむき身を煮て「どんぶり」にしてよく食べられていました。今日は、「あさり」の苦手な人も食べやすいよう、しょうがを聞かせています。器を持って、「かきこむ」ようにして食べましょう。
★今日のような「汁かけご飯」は、スプーンのほうが食べやすいところですが、あえて箸のみにしました。「かきこむ」食べ方では、よくかんで食べることが難しいため、かみ応えのある「いか」をおかずにしました。
1月25日(火)
ショートニングパン、牛乳、鯨の竜田揚げ、海藻入りサラダ、中華風コーンスープ
【きゅうしょくつうしん】「全国学校給食週間」にちなんで、今日の給食は「鯨の竜田揚げ」の献立です。日本には、昔から「鯨」を、肉や魚と同じように食べる文化がありました。学校給食でも昭和40年代頃までは「鯨」を使った献立がありました。「竜田揚げ」もその1つです。今日の鯨は、北西太平洋で水揚げされた「ニタリクジラ」です。よくかんで食べましょう。
1月24日(月)
塩むすび、牛乳、塩鮭、おひたし、芋煮
【きゅうしょくつうしん】今週は「全国学校給食週間」です。日本で初めての学校給食は、今から130年以上前、山形県の小学校で出されたものでした。そのときの献立は、おにぎりと塩鮭、あえものだったそうです。今日は、日本で最初の学校給食、そして山形県の郷土料理「芋煮」の献立です。その頃の子供たちは、どんな気持ちで給食を食べていたでしょうか。考えながら、良く味わって食べましょう。鮭は骨に気を付けて食べましょう。動画でも紹介します。今週見てくださいね。
★日本で最初の学校給食が出された私立忠愛小学校は山形県鶴岡市の大督寺にありました。大督寺には、学校給食発祥の石碑が建てられています。動画では、大督寺や、当時の給食を再現した写真を紹介しました。今回作った塩むすびは、全校分で約800個。大変な作業ですが、作り手の1つ1つのおにぎりに込める心は、当時と変わらないと思います。釜で芋煮を煮ている調理員の「おいしくなあれ」の願い、伝わっているでしょうか。
1月21日(金)
ご飯、シュクメルリ、ジョージア風サラダ、クレメンティン
【きゅうしょくつうしん】「シュクメルリ」は、ジョージアの料理です。鶏肉をガーリッククリームソースで煮込んだシュクメルリは、「世界一にんにくをおいしく食べる料理」とも言われ、ご飯にもよく合います。ジョージアについて、動画でも紹介します。今日は、給食でジョージアを味わいましょう。クレメンティンは、スペイン生まれのみかんです。温州みかんと同じように皮をむいて食べられます。「ぽんかん」のような甘さが特徴です。上手に食べましょう。
★シュクメルリに使ったにんにくの量は、学校全体で2.1㎏。にんにくはカレーやポトフなどでも使いますが、いつもの5倍以上の量で、炒め始めたときの香りはなかなかのものでした。よく炒め、煮込むうちに香りはまろやかになりましたが、校舎内にはいつにも増してにんにくの香りが立ち上り、子供たちは給食の時間を心待ちにしていたようです。子供たちはよく食べ、シュクメルリの食缶もご飯のバットも空っぽになったクラスが多く見られました。サラダのドレッシングには、パクチーを使いました。パクチーは好みがはっきり分かれる食材ですが、他の調味料と共に加熱したため、独特の香りはほとんど感じられず、アクセントの効いた味わいに仕上がり、「今日のサラダもおいしい!」と好評でした。
1月20日(木)
高野ご飯、牛乳、豚汁、大根とわかめのサラダ
【きゅうしょくつうしん】今日1月20日は、昔の暦で「大寒」という日にあたります。「1年で1番寒い時期」という意味があります。寒さは苦手、という人も多いかもしれませんが、この時期「寒仕込み」といって、この寒さを利用して作られる食品もあります。しょうゆやみそ、お酒は、この時期に作ると、味に深みが出ておいしい、と言われています。また、今日の給食に入っている高野豆腐や糸寒天作りにも寒さが必要です。寒さはしばらく続きますが、春は近づいています。今日もよくかんで食べましょう。
1月19日(水)
【きゅうしょくつうしん】今日のりんごは、青森県産の「星の金貨」という品種です。皮の色が黄金色で「まばゆい金貨のようだ」ということから、この名前がつきました。シャリシャリとして食感とさわやかな甘酸っぱさが特徴です。よく味わって食べましょう。スープ・スパゲティは、にんにくやオレガノ、パセリの香りでさっぱりとおいしく食べられると思います。今日もとても寒いですね。しっかり食べて体を中から温めましょう。
1月18日(火)
ごまじゃこ炒飯、牛乳、春雨スープ、もやしのナムル
【きゅうしょくつうしん】今日は、牛乳の話です。みなさんは、牛乳好きですか?牛乳は、毎日の給食に必ず出ていますね。牛乳には、体を作る大切な栄養素がたくさん含まれています。特に、骨や歯を丈夫にするカルシウムは、これから大人に向かって成長していくみなさんにとってとても大切です。寒い冬、冷たい牛乳は飲みにくい、という人もいるかもしれませんね。ごくっと一気に飲むと、お腹を冷やしてしまいます。ご飯やおかずと交互に、ゆっくり少しずつ飲むようにしましょう。苦手な人も少しずつ、しっかり飲んで、丈夫な体を作りましょう。
★ナムルやサラダなどの野菜は、衛生管理徹底のためすべて加熱しています。保冷庫で冷ました後配缶しますが、水っぽくならないよう、それぞれの野菜の水気を切る作業が大切です。今日もナムルに入るにんじんともやしの水気をしっかり切って配缶しました。
1月17日(月)
ご飯、牛乳、おみくじコロッケ、かぶのサラダ、みそ汁
【きゅうしょくつうしん】お正月、「初もうで」などで「おみくじ」をひいた人はいますか?今日は、1月恒例メニュー「おみくじコロッケ」です。コロッケで今年の運勢を占ってみましょう。みなさんのコロッケには何が入っているでしょうか?
ウィンナーの人:WINNER(ウィナー)という言葉に似ていることから『今年は勝ち続ける1年に』
うずらの卵の人:卵の中心は黄身。つまり、君が中心なので『明るくて人気者の1年に』
チーズの人:骨を丈夫にするカルシウムたっぷりなので『けがの少ない健康運アップの1年に』
どうでしたか?どれも「大吉」です。よくかんで楽しく味わって食べましょう。
★「おみくじコロッケ」を楽しみにしていた子供たちは多く、昨年、一昨年の「運」を覚えている子供もいました。教室を回ると、「〇〇が入っていたよ」と報告したそうな表情がたくさん見られ、「チーズだった人は?」と、挙手で「運」を聞きました。給食後、教員からも「チーズだった!」「ウィンナーだった!」との声。子供も大人も楽しく味わえる給食になりました。後日、「子供が嬉しそうにおみくじコロッケの話をしてくれました」「楽しい企画ですね」と、来校された保護者のかたからの嬉しいお声をいただきました。
1月14日(金)
お赤飯、牛乳、赤魚のから揚げ、キャベツとわかめの辛子醤油、すまし汁、お祝いデザート
【きゅうしょくつうしん】今日の給食は、白金小の開校記念日にちなんだお祝い献立です。開校記念日は明日、1月15日ですね。今年度、開校146周年になります。お祝いといえば「お赤飯」ですね、魚も赤い皮の「赤魚」です。お祝いデザートは、かぼちゃのプリンです。ココアで作ったサッチクンのシルエット、わかるでしょうか?今日は、白金小の開校記念日を給食でお祝いしましょう。
★「サッチクン」は、抜き型をつくり、上からココアパウダーをかけて描きました。換気扇の風でココアパウダーが飛ばないよう、きれいに音符の形が出るように、輪郭がはっきり出るようにと、担当調理員の1つ1つ丁寧に仕上げる姿勢に頭が下がります。教室では、「サッチクンだ!」と嬉しそうな様子が多く見られました。中には、食べるときにサッチクンの輪郭に沿ってスプーンを入れて外側から食べ、最後までサッチクンを大事に残そうとする子供も!楽しいお祝いデザートになりました。
1月13日(木)
黒豆ご飯、牛乳、田作り、紅白変わりなます、かきたま汁、白玉ぜんざい
【きゅうしょくつうしん】お正月、みなさんはお節料理を食べましたか?みなさんが食べたお節料理には、どんな料理が入っていましたか?お節料理は、その1つ1つにいろいろな意味や願いが込められています。今日の「なます」、「田作り」にはどんな願いが込められているでしょうか?今日の「白玉ぜんざい」は、1月11日の「鏡開き」にちなんだ料理です。白玉だんごは、もちろん手作りです。味わって食べましょう。
1月12日(水)
カレーライス、牛乳、コールスローサラダ、みはや
【きゅうしょくつうしん】令和4年、新しい年が始まりましたね。3学期の給食は今日からです。みなさんが毎日健康に元気に過ごせるよう、給食室でも心を込めてがんばります。「みはや」は、7年前に生まれた「みかん」の仲間です。色が鮮やかですね。甘さも濃くてジューシーです。上手に食べましょう。
★カレーライスで新年スタートです。「学校のカレーはやっぱりおいしい!」という嬉しい声は、子供たちだけでなく教職員からも聞こえます。鶏ガラでスープをとり、バターや小麦粉でルゥを作り、玉ねぎをじっくり炒め・・・今日も美味しく仕上がりました。サンプルケースを覗きに集まる子供たちの変わらぬ元気な姿にほっとします。今年も子供たちの健康を願い、安心安全でおいしい給食作りに努めます。