6月7日(月)
ご飯、牛乳、きんぴらコロッケ、ごまあえ、みそ汁
【きゅうしょくつうしん】「きんぴら」といえば、ごぼうですね。ごぼうは、大根やにんじんと同じように植物の根にあたる部分を食べる野菜です。もともとは、ヨーロッパ方面で栽培されていましたが、それは薬草として使われていました。根の部分を野菜として食べるのは、日本と韓国だけだそうです。独特の食感と香りとうまみがあるごぼう。きんぴらだけでなく、煮物やサラダでもおいしく食べられますね。お腹の調子を整える食物繊維もたっぷりです。今日は、コロッケでごぼうを味わいましょう。
6月4日(金)
山坂達者飯、牛乳、きびなごのから揚げ、なめこ汁、おひたし
【きゅうしょくつうしん】6月4日~10日は、「歯と口の健康週間」です。健康に元気に過ごすために、食べることはとても大切ですね。口の中や歯が健康でないと、美味しい料理もおいしく味わって食べることができません。今日、「歯と口の健康週間」にちなんだ献立です。「山坂達者飯」の「山坂達者」とは、江戸時代の薩摩藩、今の鹿児島県で、心や体を鍛えるために作られた言葉の1つです。「山坂達者飯」は、「歯やあごを鍛える」ためのご飯です。きびなごは、骨も丸ごと食べることができます。よくかんで、歯と口を健康にしましょう。
6月3日(木)
ご飯、牛乳、魚と野菜の五色煮、即席漬け、かきたま汁
【きゅうしょくつうしん】今日の「魚と野菜の五色煮」に入っている魚はモウカサメです。宮城県の気仙沼で水揚げされました。宮城県では、サメが多く獲れ、その「ひれ」は、乾燥させて「フカヒレ」になります。「身」の部分は、他の魚と同じようにおいしく食べることができます。今日は、油で揚げて、じゃが芋や大豆などと合わせました。よく味わって食べましょう。ところで、「食べ物の仲間」についての動画はもう見ましたか?今日の給食で、赤の仲間の食べ物はどこに入っているでしょうか?考えながら食べましょう。
★給食指導資料として、今回は「食べ物の仲間を覚えよう」というテーマの動画を作成しました。短時間の内容ですが、子供たちが、自分の健康のためにしっかり食べようとする意欲を高められるよう積み重ねていきたいと考えています。
6月2日(水)
国産小麦の二色トースト(セサミ、ガーリック)、牛乳、ポークシチュー、アスパラガスのサラダ
【きゅうしょくつうしん】パンの主な材料といえば、小麦粉ですね。小麦が畑で収穫されるのは初夏、ちょうど今頃の季節です。秋の田んぼのように、麦の穂が黄金色に実ることから、秋ではなくても「麦秋」と言われます。パンやうどん、お好み焼きやホットケーキなど、たくさんの食べ物や料理で使われている小麦粉ですが、日本で作られる量は少なく、ほとんどが外国産です。給食のパンも、いつもは外国産の小麦粉が使われていますが、今日のパンの小麦粉は国産です。ちょっと香りが違います。味わって食べましょう。
6月1日(火)
ご飯、牛乳、鮭のマスタード焼き、小松菜のあえもの、みそ汁、甘夏みかん
【きゅうしょくつうしん】6月になりました。今日は、さわやかな青空ですが、これから梅雨に入ると、ジメジメムシムシとした天気が続き、体調を崩しやすくなります。体を動かし、好き嫌いなくしっかり食べて、元気な体をつくりましょう。今日の甘夏みかんは、熊本県産です。「特栽」といって、農薬を減らし、大切に育てられました。上手に皮をむいて食べましょう。
5月31日(月)
えびクリームライス、牛乳、ひよこ豆入りサラダ、河内晩柑
【きゅうしょくつうしん】「えびクリームライス」が好きな人は、多いようですね。えびやほたて貝柱、鶏肉などのうまみがホワイトソースに出ています。よく味わって食べましょう。サラダに入っているひよこ豆は、カレー粉を使って茹でました。ほんのりとしたカレーの香りで食べやすいと思います。よくかんで食べましょう。河内晩柑は、愛媛県産です。皮をむくのが上手になってきた人も多いですね。さわやかな甘酸っぱい果汁には、体の調子を整えるビタミンCがたっぷりです。きれいに食べましょう。
5月28日(金)
磯ご飯、牛乳、肉じゃが、海苔のサラダ
【きゅうしょくつうしん】みなさんは、肉じゃが好きですか?肉じゃがは、和食の煮物の定番、というイメージですが、「肉じゃが」という料理が生まれた場所は、実は日本の軍隊でした。当時、海軍にいた東郷平八郎が、イギリスで食べたビーフシチューが忘れられず、部下に作らせたのがきっかけです。材料の肉やたまねぎ、じゃがいもなどはあっても、シチュー独特のソースがなく、かわりに入れたのが砂糖や醤油でした。これが大人気となり「肉じゃが」が生まれました。今日もよく味わって食べましょう。
5月24日(月)
回鍋肉丼、牛乳、はるさめスープ、豆乳ゼリー・ピーチソース
【きゅうしょくつうしん】回鍋肉は、中国の料理です。豚肉やキャベツ、ピーマンなどの野菜を炒めて、テンメンジャン、トウバンジャン、コチュジャンと、中国独特の調味料で味付けをしました。少しピリ辛で、甘みもあり、ご飯がたくさん食べられると思います。ピリ辛のもと「唐辛子」には、体に刺激を与え、元気にする力があります。よくかんで残さず食べて、元気な体をつくりましょう。
5月21日(金)
かつお飯、牛乳、具だくさんみそ汁、炒合菜
【きゅうしょくつうしん】かつお節でおなじみの「かつお」。おひたしやお好み焼きにかけたり、みそしるのだしをとったりと、日本の料理に欠かせない魚です。5月のかつおは、「初鰹」と呼ばれ、江戸時代の江戸の町では、この季節のかつおがとても大事に食べられていました。今日は、かつおを油でカラリと揚げて、甘辛のたれに絡めてご飯に混ぜました。よくかんで味わって食べましょう。