食育 「SDGsつくる責任つかう責任」ぼくにわたしにできることを考えよう
2025年1月27日 11時39分1月24日にJA秋田しんせいの方々が出前授業をしてくださりました。
事前の総合の学習の時間では、本校の栄養教諭である宮鍋先生が授業をしてくれました。子供たちは、授業を通して、学校給食とSDGsの関係を知り、自分たちにできることを考えました。
宮鍋先生からは、世界で有機栽培(化学的に合成された肥料及び農薬を使用しない)が注目されていることを、SDGsの視点で話してくれました。そして、日本のオーガニックビレッジの広がり(学校給食で有機栽培で作った米を使う取り組みをしている自治体があることなど)を紹介してくれました。話を聞くことで、「農薬を使用していない安全なものを食べることができる」、「牛の糞、コーヒーや豆腐を作った後のカスなど、本来捨てるものを肥料として使うことができる(SDGs)」といった有機農業の良さを知ることができました。
1月24日の出前授業では、5年生児童が体育館に一堂に集まり、J A秋田しんせいさんの講義を受けました。
まずは、米ができるまでの工程を映像や解説を交えて説明してもらいました。米作りの工程に加え、近代化している農業についてと、伝統文化を大切にしている(農業と地域の祭りは繋がっている)ことを教えてもらいました。
次に、米不足(スーパーにお米がないのはなぜか)について説明してもらいました。農家さんがどれだけの工夫や努力を行って米を育てているのかを知った上で、米価が高騰していることや、流通させることの難しさを教えていただきました。
最後に、食品ロスについて説明してもらいました。子供達は、多くの食品が、捨てられている現状を知り、自分の国の食べ物を食べて、生産者の皆さんを応援したいという思いが高まりました。
授業の最後の質問コーナーでは、多くの児童が手をあげて質問していました。
今回の出前授業を受けて、子供達は、自分たちが安心して不自由なく食事ができる環境のありがたさを噛み締めていました。お家や給食でも好き嫌いをせず、食品ロスを意識して残食を減らすようにしていって欲しいです。