【今日の給食】1月28日(木)
2021年1月28日 11時58分1月28日(木)
揚げパン、牛乳、ワンタンスープ、みそドレサラダ
【きゅうしょくつうしん】「全国学校給食週間」にちなんで、今日は「揚げパン」の献立です。昭和30~40年代、学校給食の主食はほとんどパンでした。おかずも少なかったため、大きなコッペパンを油で揚げて砂糖をまぶした揚げパンは、大切なエネルギー源でした。「揚げパンとみそ汁」、「揚げパンと煮物」という組み合わせは、今はありませんね。箸やフォークもなく、「先割れスプーン」で食べていました。今日は、スプーンで「おかず」も残さず食べましょう。
★揚げパンを楽しみにしていたのは、子供たちだけではありませんでした。今回の揚げパンは、きな粉と砂糖を合わせたものをまぶしましたが、大人からは「自分が子供だった頃は、砂糖だけだった」「砂糖にシナモンが混ざっていた」「ココアもあった」と、懐かしむ声が聞かれました。昔の給食ということで、紙ナプキンは用意しませんでしたが、子供たちは上手に食べていました。パンを油で揚げるのは、実は簡単ではありません。揚げ油の温度によっては、油を吸いすぎたり、すぐに焦げてしまったりします。まんべんなく色よく揚げるために、浮き上がっているパンの表面を返して油がまわるよう注意を払わなくてはいけません。新しい油で揚げた揚げパン、丁寧な作業でカリッと揚がり、「きなこ砂糖」でおいしく仕上がりました。