体育の学習 着衣泳
2025年7月7日 16時00分夏休みが待ち遠しくなってくる7月上旬、体育で着衣泳の授業を実施しました。
着衣泳とは、自分自身が水難事故や水害で溺れかけてしまったときに命を守るために行う技術です。靴を履き普段着を着たままプールに入ることで、水の事故に巻き込まれてしまった場合と同じ状態を体験します。
着衣のまま入水すると想像以上に服が水を吸って、地上を歩くことに比べてとても動きにくくなることがわかります。水の中に設置された障害物をよけたり、波をよけたりして動きにくさを実感。「歩きにくい!」「地面を進むのと全然違う。」いつもなら簡単な動作もひと苦労です。
水中での動作が難しいことを学んだ後は、ペットボトルを使って水面に浮く方法を教えてもらいました。コツをつかむまで少し時間がかかった子供も最後は上手にできました。
実習を終えて、先生の声に真剣に耳を傾けます。万が一、水難事故にあった際は慌てず今回教わった方法で対応すること。
水難事故を目撃した時はすぐに大人を呼ぶこと。着衣泳の先生から大事なことをたくさん学んだ一時間でした。
何より一番大事なことは水の事故にあわないことです。安全で楽しい夏になりますように。