今日の給食

【今日の給食】1月11日(水)

2023年1月11日 12時58分

七草(ななくさ)うどん

・じゃがいものハニーサラダ

白玉(しらたま)ぜんざい

・牛 乳

1~6年生 

新しい年が始まりました。みなさんはどんなお正月を過ごしましたか?お(せち)(りょう)()やお雑煮(ぞうに)、おもちは食べたでしょうか?

1月7日は()節句(せっく)のひとつ「(じん)(じつ)(せっ)()」がありました。「(じん)(じつ)(せっ)()」には春の(なな)(くさ)を入れたお(かゆ)を食べます。「七草(ななくさ)(がゆ)」と言い、1年の(けん)(こう)(ねが)います。給食でも(なな)(くさ)を入れたうどんを作りました。しっかりと食べて、1年間元気に過ごしましょう。

そして、今日、1月11日は「鏡開(かがみびら)き」です。お正月の間、神様にお(そな)えしてあった(かがみ)(もち)()って、ぜんざいなどにして食べます。

()(ずき)の赤い色には(わる)いことや(わる)()()ちを()(はら)(ちから)があると考えられています。その赤い色と、神様の力の宿(やど)った(かがみ)(もち)(いっ)(しょ)にいただくことで、1年間の幸せを願います。

日本にはたくさんの行事とその時に食べる(ぎょう)()(しょく)があります。元気にしあわせに暮らしていくための願いや()()()まった(でん)(とう)(ぎょう)()や行事食をしっかりと覚えて次の時代につなげられるといいですね。 

今日もよく噛んで味わっていただきましょう。

先生用豆知識

五節句:五節句は、17日の(じん)(じつ)、33日の(じょう)()、55日の端午(たんご)、77日の七夕(たなばた)、99日の重陽(ちょうよう)です。 五節句の日は、17日を除いて同じ奇数が重なる日です。 11日の元旦は別格とされ、17日が節句に取り入れられています。

春の七草:せり・なずな・ごぎょう・はこべ・ほとけのざ・すずな・すずしろ

どうして七草粥をたべるの?【七草粥の知恵】

1月7日の七草粥。なぜ七草粥なのでしょう。

七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれました。そこで、無病息災を祈って七草粥を食べたのです。古くはまな板の上で、草をトントン叩いて刻むその回数も決められていたとか。こんな、おまじないのような食べ方も素敵ですが、実はこの七草粥、とても理に叶った習慣です。

七草はいわば日本のハーブ、そのハーブを胃腸に負担がかからないお粥で食べようというのですから、正月疲れが出はじめた胃腸の回復にはちょうどよい食べものです。また、あっさりと仕上げたお粥は、少し濃い味のおせち料理がつづいたあとで、とても新鮮な味わいになります。